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子どもたちの憧れの職業「警察官」の人気に異変が起きています。今回、記者が警察学校を一日体験しました。 　（京都府警察学校　神山保副校長）「希望者が減少傾向であります」 　京都府警では、５年前の２０１８年に１７７２人だった志願者数が、２０２３年は１０６４人で、ここ５年で約３分の２に減少。倍率では、ピーク時の２０１８年に約５．９倍でしたが、２０２２年のデータでは約４．４倍となっています。少子化や民間企業への人材流出などが要因とみられています。 　こうした中で、警察官についてもっと知ってもらおう、という取り組みが行われました。それは警察学校への『入校体験』です。今回、大学時代は体育会カヌー部で寮生活をしていて体力には自信のある２３歳のＭＢＳの記者が一日入校しました。 　警察官は身体が資本。朝早くからトレーニングです。腕立て伏せやスクワットなどウォーミングアップだけでその種類は多岐にわたります。記者はすでについていけません。 　（教官）「しんどかったら止まってもらっても大丈夫ですよ」 　（記者）「あぁ悔しい…」 　そして相手の攻撃から身を守る『護身術』の授業。つかまれた腕をふりほどく訓練です。記者も教官に腕をつかまれふりほどきます。方法を習うと… 　（記者）「ちゃんと掴んでくださいね、うっ！（成功）」 　（教官）「こんだけしっかりつかんでも抜けます」 　そして午後は『警備』に関する授業。鉄板などが入った装備を装着します。 　（記者）「えっ、めっちゃ重い。何これ。これ何ｋｇくらいありますか？」 　（教官）「全部合わせて９ｋｇ」 　装備は全部で９ｋｇ。これにさらに３ｋｇの盾を持って訓練を行います。雑踏事故や要人への襲撃事件などにより重要性が今まで以上に指摘されています。 　（記者）「盾を持っているだけでも結構しんどくないですか…？」 　最後は３ｋｇの盾を持ってグラウンドを３０分以上走ります。記者は数分でついていくことができなくなりました。 　（記者）「盾がだんだん持てなくて…持っているのにすごくみなさん速いので。脱帽です、本当に」 　警察の志願者数増加への模索はまだまだ続きます。警察学校の学生にも話を聞きました。 　（警察学校の学生）「警察官という仕事は、私はすごくやりがいがあると思うので、興味を持ってほしいなと思います」 ▼MBS NEWS HP https://www.mbs.jp/news/ ▼最新ニュースや特集を毎日配信　チャンネル登録お願いします！ https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1 #MBSニュース　#毎日放送　#志望者数　#減少　#警察官　#入校体験