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先月、東北では初となる女子硬式野球部が発足した仙台大学。チームができて1ヵ月、4月30日、初めての公式戦に臨みました。「1点でも多くとって勝つということを目指してやっていきましょう！」東北の大学では唯一の女子硬式野球部として、この春誕生した仙台大学女子硬式野球部。女性の野球人口が増えてきていることに伴い、その受け皿になりたいと創設されました。仙台大学女子硬式野球部　入澤裕樹　監督「彼女たちなりにチームとして女子野球を盛り上げていこうとミーティングで課題にあげてましたので、これからレベルを高めていって勝つことを目標に両立していきたい」浦山萌衣　キャプテン「野球を楽しんでいる姿を見てもらいたいですし、その姿を見て仙台大で野球をやりたいという女の子がいたら最高なので」 唯一の4年生は、野球未経験の元ハンマー投げ選手 仙台大学女子硬式野球部は、メンバー14人のうち9人がこの春に入学した1年生で、そのほとんどが野球やソフトボールの経験者です。そうした中、唯一の4年生で野球未経験者だった選手がいます。綱川穂乃歌さん。高校まで陸上部に所属していました。綱川穂乃歌　選手「ハンマー投げをやっていた。メンバーと声をかけ合ってモチベーションを高くして練習にも試合にも臨めるのが楽しいです」4月30日は、仙台大学女子硬式野球部にとって初の公式戦。山形県の高校との一戦に臨みました。仙台大学は2回、1塁3塁で大阪・履正社出身の真弓心選手が、スローカーブにうまく合わせ先制のタイムリー2ベースを放ちます。仙台大学の先発は1年生エースの串有菜投手。4回、先頭バッターを変化球で三振に仕留めると、続くバッターにも変化球！串投手はこの回、圧巻の三者連続三振を奪います。さらに6回には、ピッチャーゴロで見事なダブルプレーを完成！串投手は、1失点と先発の役割を果たします。その裏、代打で登場したのが唯一の4年生、綱川選手です。 野球未経験だった4年生が代打で登場　初打席の結果は…！？ ６回裏、代打で登場したのが唯一の4年生、綱川穂乃歌選手です。3ボール1ストライクからの5球目。ボールはストライクゾーンを外れフォアボール。綱川選手の初打席は、バットを一度も振ることなくフォアボールを選びました。出塁した綱川選手、次のバッターの初球にすかさず盗塁！最後は打線が爆発し、相手を突き放した仙台大学。初の公式戦をコールド勝利で飾りました。綱川穂乃歌　選手「うまくなっている感じはします。先輩としては声を出したり、挨拶をしっかりしたりそういうところはやっていきたい」串有菜　投手「チームとしては大学選手権日本一と全日本大会の日本一をとることが目標です」 詳細は NEWS DIG でも！↓ https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/464810