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緊急事態宣言の対象地域が13都府県に拡大され、初めての週末を迎えた。 人の流れに変化はあったのか。 京都の繁華街、河原町。 京都府が、まん延防止等重点措置から緊急事態宣言の対象地域に変わって、初めての週末。 街は、多くの人でにぎわっているように見える。 大阪から来た人「緊急事態宣言と言っても店が開いてたりして、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言、どっちがどっちかよくわからない」 これまでの6都府県から13都府県に拡大された緊急事態宣言の対象地域。 新たに宣言の対象となった静岡県。 人気の温泉街・熱海には、21日もキャリーバッグを手にした観光客の姿が。 観光客「東京から。車で来たりとか、5人じゃなくて4人以下で、3人できょうも来たりとか気をつけています」 観光客「ワクチンを接種したので、配慮しながら来ました。なるべく身内だけで楽しみたいと思います」 熱海温泉のホテル旅館協同組合によると、直前に予約する観光客は増えているというが、先の予約をする人は減っているという。 熱海温泉ホテル旅館協同組合・森田金清理事長「お客さまが様子を見ながら、今週末どうかなという感じで、先の予約は比較的少ないです」 一方、7月12日に宣言が出て1カ月以上がすぎても、爆発的な感染拡大に歯止めがかからない東京都。 21日、新たに5,074人の新型コロナウイルス感染が確認された。 5,000人を超えるのは4日連続。 東京、上野のアメ横商店街。 生鮮食品を販売する店が多く集まり、週末ともなれば多くの観光客も訪れるが、石山商店・山口昌弘さんは、「もう見ての通りね、静かな商店街になってしまいました。天気もいいのに、こんなに少ないのは驚き」と話していた。 街からは、「いつも、もっと観光客もいっぱいいると思うが、あんまりいないですね」といった声も聞かれた。 ここでは、宣言の効果なのか、訪れる人が減っている様子。 そうした中、東京都の小池知事が21日午後、渋谷区内に設置された酸素ステーションを視察した。 ここでは23日から、自宅療養中に自ら救急搬送を希望した軽症の患者に酸素投与を行うという。 東京都では、自宅療養や入院調整中の患者が3万8,000人を超え、自宅療養中の死者も8月に入り、8人出ている。 小池都知事「感染が広がる中で、できるだけ多くの方に安心して療養していただくための施設」 緊急事態宣言とともに、まん延防止等重点措置の対象地域も拡大されている。 新たに対象となった北海道・旭川市では、観光名所・旭山動物園の入園者数を5,000人に制限している。 朝から多くの人が訪れており、動物園の職員は、入園者の数をカウントしていた。 21日、動物園を訪れていた観光客は、「すいているように感じる。人数制限されていると安心しますね」と話した。 対象地域の拡大で感染拡大に歯止めをかけることはできるのか、正念場が続く。 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/